4月は収穫直前のとても重要なシーズンになります。まさにラストスパート!今回は、そんな時期に必要な作業について4つ説明します。
1.水やり
①1週間に1度水やり
②黒マルチなしの場合は、水やり
①この時期はどんどん暖かくなり、土の水分が抜けやすい時期です。
②黒マルチしている場合はそこまで水やりの必要は無いですが、マルチなしで、全く雨が降らない場合は、1週間に1度は水やりをしましょう。
玉ねぎが肥大化するにあたって水が必要になりますので、水やりはとても重要です 土の表面を触ってみて、表面の部分が乾いていたら、水をあげる目になります。
葉が黄色くなるのも水やりのサインです。ただし、病気や葉の成長しすぎによても黄色くなるので、判断が難しいところです。
2.追肥
①大きくならない場合、液体肥料
②暖かくなると実が大きくなる
① 4月の時期に固形肥料で追肥をすると、肥料効果が出るまでに時間がかかるため、液体肥料を利用しましょう。特に窒素リンカリの栄養素のうち、リン酸カリの成分が多い液体肥料を選ぶと良いです。
② 暖かくなると身が大きくなります。そうなってくると、液体肥料を上げても歯が大きくなることが少なくなるため効果が少なくなります。そうなる前に、なるべく早いうちに液体肥料をあげましょう。
3.病気予防
①葉のカット
②水はけUP
③雑草・枯葉とり
① 葉をカットすることで通気性が良くなり、カビが生えにくくなり病気予防になります。また害虫の住処もなくなるため、病気予防につながります。
② 土をほぐすことにより水はけが良くなります。
③ 雑草や枯葉があることで、カビが発生しやすく、害虫の住処になるので、キレイにしておくのが大切です。
4.収穫する
①遅れると腐りやすい
②収穫後に風通しのよい場所で保管
①収穫の目安が歯が倒れてきた頃になります。ただし、稲の玉ねぎの場合は、はが立ったままでも収穫のタイミングになったりしますので、大きさを見ながら収穫していくと良いでしょう。
②収穫した玉ねぎは水分が多いため、すぐに食べない場合は 通常の良い場所で保管していきましょう。そうすることで早瀬の玉ねぎでも1ヵ月ほど収穫ができることが多いです。 下記のようなコンテナなどを使うと保存しやすいです。