タマネギを大きくしたいからといって、たくさん肥料をあげていませんか?
実は、肥料のあげすぎは良くなく、次の3つのデメリットがあります。
・玉が大きくならない
・苦くなる
・保存性が悪くなる
せっかく育てているのに、この様な結果になってしまっては残念ですよね。
今回は、なぜこの様な事になってしまうのか?、対策方法はあるのか?そんなコトを説明していきます。
肥料のあげすぎでの3つのデメリット
では、さっそく3つのデメリットについて説明していきます。
玉が大きくならない
肥料が多くなると、「葉が大きく」なり、肝心な玉が大きくなりません。
なぜなら、葉の成長にタマネギが集中してしまい、茎の部分に集中しなくなるからです。
実は、タマネギは茎の部分が何層も重なって、まんまるのタマネギになります。肥料を控えめにすることで、葉が大きくならず本来のタマネギの成長しようとする力がつよくなり、大きくなっていくのです。
苦くなる
肥料が多いと、自ら成長しようとしなく、不要な肥料も玉にため込んでしまい、苦くなってしまいます。
人間で言うと、メタボの人より、筋肉質の人のほうが健康的ですよね。それと、似ています。
保存性が悪くなる
タマネギは、「止め肥」という言葉があり、葉が大きくなってくる2,3月に肥料を止めてしまいます。
肥料が多すぎると、3.4月でも肥料をどんどん吸ってしまい、メタボな抵抗性が弱いタマネギが育ってしまいます。
そのため、保存性が悪くなるのです。また、場合によっては収穫したうちから、玉がブヨブヨして、腐ったような感じになることもあるのです。
肥料のあげすぎた時の解説方法
肥料をあげすぎたら、2つの対策方法があります。
・水で流す
・別の野菜の種をまく
適切な肥料の量とは?
ここまで、肥料をあげすぎてしまった話をしました。
しかし、もともと適量な肥料を上げていれば、こんなことにはなら買ったのです。
では、どのくらいの量が丁度いいのでしょうか?
化成肥料で追肥する場合は、1㎡あたり、1握り(約50g)の肥料を、12月、2月の2回に分けてあげるといいです。
実際に、動画でご紹介しましたので、良かったら参考にしてみてください。