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ナス

ナスの花が落ちる原因と対策【7選】

2020-06-07

ナス花が落ちる原因と対策
ジャガ子
ナスの花が咲いたんだけど、落ちてしまったよ・・

 

こんなお悩みを解決していきます。

 

本記事の内容

  • ナスの花のメカニズム
  • 花が落ちる原因と対策

 

 信頼性

家庭菜園を初めて3年がたちました。

 

もちろんナスも育てたことがあり、花も落ちた経験があります。
その中でいろいろ調べて実践したら花が落ちることがなくなりました。

 

そのため今回、同じように悩んでいる方のために、記事にしてみました。
参考になればうれしいです。

 

 

花を観察しよう

ナスの花はこんな感じです

植物は雌しべと雄しべの花粉が出会って、受粉して実ができます。

 

ナスは雄しべから出る花粉は、写真の先端の穴からしかでないです。

 

そのため虫がいない、風がな場所では花粉が雌しべ(柱頭)につかないため、受粉することなく、花が落ちてしまうのです。

 

さらにナスが受粉しにくい要因がもう一つあります。

 

 

こちらの花を見てみて下さい。

ナスの花の向き

なにか気づきませんか?

 

すべて花が下を向いています

 

下向きに咲いているということは、受粉するのは少し大変なイメージがあります。

虫がいない、風がないと上手く受粉できずに、花が落ちてしまいます。

 

あとで詳しく説明しますが

寒さにあたったりすると雌しべが短くなり、受粉しにくくなってしまうのです。

 

常に花を観察して、ナスの花を健康診断することが大切ですね。

 

では、以下に詳しく、「花が落ちる原因&対策」7つに分けて説明していきます。

花が落ちる原因&対策

ナスの花

さっそく、花が落ちる原因&対策を7つに分けて説明していきます。

 

  1. 水が多い、少ない
  2. 肥料が多い、少ない
  3. 温度が高い、低い
  4. 日光が多い、少ない
  5. 株が疲れている
  6. 根腐れしている
  7. 根が詰まっている

 

結論から言うと、上記の7つです。

 

水が多い、少ない

ナスは90%以上が水分でできています。

そのため水やりが大切です。

しかし水が大好きですが、あげすぎも根が傷んでしまい上手く育つことが出来ません。

根がうまく育たないと、花も咲きにくく、咲いたとしても傷んで花が落ちてしまうのです。

 

逆に水分が少ないと大きく成長できず、花が落ちてしまいます。

 

ジャガ子
ちょうどいい水はどのくらいなの?

 

 

と疑問に思う方もいらっしゃると思います。

 

それは

  • 鉢の重さをチェック
  • 土に穴をあける
  • 通気性を良くする

以上の3つを意識することで解決できます。

一つ一つ解説していきますね。

 

鉢の重さをチェック

水を上げたあとは鉢が重いですよね?

逆に水が少ないと軽いですよね?

その中間の重さを、毎日持ち上げてチェックして行くのがよいです。

 

土に穴をあける

水が多い場合は土に穴をあけます。

そうすると土の中に空気が入り、水分が蒸発しちょうどよい水分量になります。

具体的には支柱をつかって穴をあけるといいでしょう。

 

通気性を良くする

通気性を良くすることで土の通気性が良くなります。

鉢の下にすのこやレンガなどを敷いて置く方法もいいですね。

 

 

 

肥料が多い、少ない

肥料が多いサインは葉が茂りすぎています。

そうすると、花が落ちてしまい、実がつきにくくなります。

 

一方、肥料が足りていないサインは下葉が黄色くなっている。

また花の雌しべが短かかったり、なかったりします。↓

ナスの花雌しべが短い

 

上記のことから

肥料が多い場合は、一時的に水を大量にあげて肥料を流します。

肥料が少ない場合は、肥料をあげます。

植物には3大栄養素→窒素、リン、カリがあり、ナスのように実がなる野菜はリン酸が多いのがよいです。

 

温度が低い、高い

ナスが育ちやすい温度は以下のとおりです。

  • 寒い→15℃以下
  • 暑い→30℃以上

最適温度は15℃以上30℃以下です。

もともとナスはインドの亜熱帯地方が原産のため、寒さに弱いです。

 

植える時期はゴールデンウィークが終わってからが少しずつ暖かくなるのでよい。

 

しかし、まだ夜は寒い日もあるため、不織布などかけて対策するのも良いです。

不織布

 

8月などの暑い時期はシートを張り日除けしたり、涼しい所へ移動しましょう。

移動できない場合は秋になったら元気になるため、それまで待ちましょう。

 

日光が多い、少ない

ナスは日光が大好きな植物です。

光が当たることで光合成をして栄養をつくり、花を咲かせ、実を大きくします。

 

逆に光不足では光の当たる場所へ移動すると良いでしょう。

また葉が茂りすぎて、花に光が当たらない場合は、光が当たるように葉をカットしてあげるとよいです。

 

株が疲れている

肥料が多かったりすると茎や葉が多く成長して、花や実がつきにくくなります。

また長く実をつけておくと、そちらに栄養が取られすぎてあとの実に栄養が行かずに上手く育てることが出来ません。

特に1段目の実は少しだけ大きくなったら早めに撮ってしまうと良いです。

更に1段目だけでなく、基本、その後の実も早採りしてあげると良いです。

これには革が固くなりにくい、実がみずみずしくおいしくいただけるという利点もあります。

 

根腐れしている

水分が多いと根腐れしてしまいます。植物は基本、土の中では水分と空気のバランスが大切になってきます。

水が多すぎると窒息してしまいます。

そして、花が咲いても上手く成長できずに花が落ちてしまうのです。

 

そのため、鉢を持ち上げたときに重さを把握しておくと良いです。

もしくは支柱や割り箸などで鉢の土全体を指して、穴を開けてあげます。

その穴から空気が入り呼吸しやすくし、さらに土を乾燥させてくれます。

 

根が詰まっている

どの植物でも同じことが言えるのですが、鉢が狭いと根がより長く成長できなくなり、成長が止まってしまいます。

例えるならば満員電車にずっと乗っているのと同じことです。

特に7月にかけて実が沢山収穫できますが、8月になると実がならなくなることがあります。(暑さの影響もありますが・・)

その場合は株元から15cmはなした部分から、スコップなどで数cm穴を開けてあげると良いです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回、ナスの花が落ちる7つの原因と対策について説明していきました。

なにか1つでも心当たりのある方は実践していただくと、花が落ちることなく実が付き、美味しいナスが収穫できるかもしれません。

参考になればうれしいです。

 

より動画でも詳しく解説していますので、よかったらご視聴下さい。

 

以上

ナスの花が落ちる原因と対策【7選】

でした。

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